晴香から招待の連絡が来て、
それ以来体調の調整をしてきたけれど、
逆に悪化して全く動けなくなった。
晴香と一緒に仕事をした期間は僅か数ヶ月で、
晴香のアイドルだった期間や、
僕の作家としてのキャリアの中でも、とても短い。
でも、ほとんどはそれくらいの期間で、
1年を超えて携わるプロジェクトは逆に問題があったりする。
アイドリング!!!や50TAは通算時間だと長いけれど、
多くの作家や編曲家が携わっているプロジェクトは例外。
問題どころかアーティストとして愛されている証で、
進化をしながら続けていける事はとても難しい。
どの現場でも、どんな楽曲でも、
熱量を欠いては楽しくない。楽しくない仕事は遣らない。
だからどの仕事も忘れる事はない。
晴香が在籍していたグループは更に特別で、
何度も怒ったり、何度も倒れながらも自分の最高を叩き出してきた。
結果はとても苦い着地になったけれど、
それを凌駕する感動を僕は沢山貰った。
今でも忘れないし、全員大好きだ。
2日間に分けたレコーディングの、
初日の最後に晴香と出会った。
歌はとても拙い。正直困った。けれど、
当時から歌以外の才能は満載で、
そうなると歌も成長させたい。でも此の曲ではない。次だ。
楽しくなってきた。けれど、2日目のメンバを見てから。
忙しかった自分には無責任にゴーサインは出せない。
結局全員合格だった。すぐにプロジェクトを起ち上げた。
晴香の前に録った3人はそれぞれの個性は別として、
共通していた事はやる気。
簡単な言葉だけれど、僕には全てになる言葉。
そればかりで判断してきたから、なんとなく言動で判る。
当時はやる気がある事は当たり前で、
8人には充分過ぎるやる気を感じた。寧ろそれしかない。
今ではやる気を探す方が大変。
やる気があれば、なりたい自分と現状の自分を比べて泣きたくなる。
更に秦さんの歌を間近で聴かされていたら、憧れも大きくなる。
みんな泣いた。晴香以外。或意味孤高で、
孤高は同じ場所に居ても気づかない程度に距離を保つ。
それが必要なかった。グループには多様性より同じベクトルが不可欠。
晴香が泣けた時にグループは完成すると思った。
でも、なかなか泣かない。
TIFに辿りついても同じ。また次の機会かなと思ったけれど、
此の機会はとても大きい。通過点だったとしても、大きな現実。
TIFでの最後のステージで、MCを誰にするかゴチャゴチャしていた。
此れだ。晴香を指名させて頂いた。リーダには申し訳ないし、
倒れながら立ち上がったメンバ達にも申し訳ないけれど。
晴香は泣いた。僕も泣いた。チームも泣いた。
忘れる訳ないだろ。
そのグループとは異なるけれど、
唯一メンバの中で、アイドルとして晴香が居た。
何度か現場で会う事もあった。相変わらずの笑顔で。
もうどの現場でもメンバ達に会えない。とても寂しく思う。
晴香の卒業を知って、
Jump! to the skyのピアノとアコギでアレンジした音源をプレゼントした。
苦悩してもいつもの笑顔で居て欲しい。
いつも約束ばかりだけれど、飲みに行こうね。愛を込めて。
5.08.2025
Here We Go!?
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