5.08.2025

Here We Go!?

晴香から招待の連絡が来て、
それ以来体調の調整をしてきたけれど、
逆に悪化して全く動けなくなった。

晴香と一緒に仕事をした期間は僅か数ヶ月で、
晴香のアイドルだった期間や、
僕の作家としてのキャリアの中でも、とても短い。
でも、ほとんどはそれくらいの期間で、
1年を超えて携わるプロジェクトは逆に問題があったりする。


アイドリング!!!や50TAは通算時間だと長いけれど、
多くの作家や編曲家が携わっているプロジェクトは例外。
問題どころかアーティストとして愛されている証で、
進化をしながら続けていける事はとても難しい。


どの現場でも、どんな楽曲でも、
熱量を欠いては楽しくない。楽しくない仕事は遣らない。
だからどの仕事も忘れる事はない。
晴香が在籍していたグループは更に特別で、
何度も怒ったり、何度も倒れながらも自分の最高を叩き出してきた。
結果はとても苦い着地になったけれど、
それを凌駕する感動を僕は沢山貰った。
今でも忘れないし、全員大好きだ。

2日間に分けたレコーディングの、
初日の最後に晴香と出会った。
歌はとても拙い。正直困った。けれど、
当時から歌以外の才能は満載で、
そうなると歌も成長させたい。でも此の曲ではない。次だ。
楽しくなってきた。けれど、2日目のメンバを見てから。
忙しかった自分には無責任にゴーサインは出せない。
結局全員合格だった。すぐにプロジェクトを起ち上げた。


晴香の前に録った3人はそれぞれの個性は別として、
共通していた事はやる気。
簡単な言葉だけれど、僕には全てになる言葉。
そればかりで判断してきたから、なんとなく言動で判る。
当時はやる気がある事は当たり前で、
8人には充分過ぎるやる気を感じた。寧ろそれしかない。
今ではやる気を探す方が大変。


やる気があれば、なりたい自分と現状の自分を比べて泣きたくなる。
更に秦さんの歌を間近で聴かされていたら、憧れも大きくなる。
みんな泣いた。晴香以外。或意味孤高で、
孤高は同じ場所に居ても気づかない程度に距離を保つ。
それが必要なかった。グループには多様性より同じベクトルが不可欠。
晴香が泣けた時にグループは完成すると思った。

でも、なかなか泣かない。
TIFに辿りついても同じ。また次の機会かなと思ったけれど、
此の機会はとても大きい。通過点だったとしても、大きな現実。
TIFでの最後のステージで、MCを誰にするかゴチャゴチャしていた。
此れだ。晴香を指名させて頂いた。リーダには申し訳ないし、
倒れながら立ち上がったメンバ達にも申し訳ないけれど。
晴香は泣いた。僕も泣いた。チームも泣いた。
忘れる訳ないだろ。


そのグループとは異なるけれど、
唯一メンバの中で、アイドルとして晴香が居た。
何度か現場で会う事もあった。相変わらずの笑顔で。
もうどの現場でもメンバ達に会えない。とても寂しく思う。

晴香の卒業を知って、
Jump! to the skyのピアノとアコギでアレンジした音源をプレゼントした。
苦悩してもいつもの笑顔で居て欲しい。
いつも約束ばかりだけれど、飲みに行こうね。愛を込めて。



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