2.03.2026

Into The Arena

最近はグッと来る作品と出会っていない。
邦楽は相変わらず壊滅状態で、
洋楽を聴いていてもスルーをする事が増えた。
ラジオの選曲をしていても、
なかなか新しい作品を選ぶ事が出来なくて困る。

リリース形態が変化して、
作品のクオリティも変容してしまった感じ。
特に邦楽はみんなと同じではないと嫌みたいで、
ヒットチャートを聴くだけで全容が判る。
その対局に居た筈のインディーズでも、
模倣する傾向が酷い。

なんとなく読解力の低下を感じていて、
それに合わせる様に最近の歌詞は解易い。或意味ロック。
それを表現する音としては間違いない。

難しければ良いとは思わないし、
エンタテインメントとしては大切な部分が欠如している。
それでも言葉の量ではなくて、
人間の想いはとても複雑で、最後は一言で表現出来ても、
そこへ至る過程が物語で、生きているって事だと思う。

国語の授業は半分以上否定するけれど、
言葉には意味があり、文法がそれを繋ぐ。
想いを伝達する方法としてよく出来ている。
読解力云々の前に、
言葉の意味も知らずに判った気になって使っている方が目立つ。
言葉抜きの表現はとても難しい。遣ってみると良い。

歌詞の意味を訊いてみても、
数年前の方は理解していても、今は全くの勘違いが多い。
自由な解釈を求めるエンタテインメントはしていないから、
とても残念に思う。教えようとしても、その言葉が届かなかったり。
僕は作曲家だから作詞家に訊けと謂えるけれど、
理解が足りなければ表現もその程度までしか想像出来ない。
そうなると音もズレてくる。とても不本意。

何故そんなに強く歌うのだろう、何故そこで囁くのだろう、
明らかに勘違いの表現をされると、ディレクションも面倒になる。
説明してすぐに出来るなら良いけれど。
さすがに此の現状は想像出来なかった。


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