最近はグッと来る作品と出会っていない。
邦楽は相変わらず壊滅状態で、
洋楽を聴いていてもスルーをする事が増えた。
ラジオの選曲をしていても、
なかなか新しい作品を選ぶ事が出来なくて困る。
リリース形態が変化して、
作品のクオリティも変容してしまった感じ。
特に邦楽はみんなと同じではないと嫌みたいで、
ヒットチャートを聴くだけで全容が判る。
その対局に居た筈のインディーズでも、
模倣する傾向が酷い。
なんとなく読解力の低下を感じていて、
それに合わせる様に最近の歌詞は解易い。或意味ロック。
それを表現する音としては間違いない。
難しければ良いとは思わないし、
エンタテインメントとしては大切な部分が欠如している。
それでも言葉の量ではなくて、
人間の想いはとても複雑で、最後は一言で表現出来ても、
そこへ至る過程が物語で、生きているって事だと思う。
国語の授業は半分以上否定するけれど、
言葉には意味があり、文法がそれを繋ぐ。
想いを伝達する方法としてよく出来ている。
読解力云々の前に、
言葉の意味も知らずに判った気になって使っている方が目立つ。
言葉抜きの表現はとても難しい。遣ってみると良い。
歌詞の意味を訊いてみても、
数年前の方は理解していても、今は全くの勘違いが多い。
自由な解釈を求めるエンタテインメントはしていないから、
とても残念に思う。教えようとしても、その言葉が届かなかったり。
僕は作曲家だから作詞家に訊けと謂えるけれど、
理解が足りなければ表現もその程度までしか想像出来ない。
そうなると音もズレてくる。とても不本意。
何故そんなに強く歌うのだろう、何故そこで囁くのだろう、
明らかに勘違いの表現をされると、ディレクションも面倒になる。
説明してすぐに出来るなら良いけれど。
さすがに此の現状は想像出来なかった。
2.03.2026
Into The Arena
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