制作は予定通り順調。
ストリングス音源の扱方を久し振りで忘れたと謂うか、
ん?と思いながら弄っていたら、聴いた事のない音が出てきた。
まさかファーストではなくてセカンドバイオリンに仕掛けてあり、
通常はアンサンブルでもファーストで補っていて、
使ってみたら面白かった。と謂うよりファーストより好きな感じ。
一部ギターの再録が必要で楽しみにしていたけれど、
不要だと謂う事に気づいて、とても残念。
新曲を書かなければギターを弾く必要もないくらい、
どの楽曲もライン録り、データ化が済んでいて、
便利だけれど、再録が面倒ながら楽しかったりする。
あまり食物については書き記していないけれど、
今日は懐かしい匂いがした。
実際は特に匂いを感じた訳ではなくて、
湿度や気温、幾つかの条件が揃うと発生する空気感。
幼い頃の夕方、
好きだった食物や飲物、どれも失われてしまった物を、
鮮明に思い出した。食べたいなと思うけれど仕方ない。
今は何でも有る様で、何も無い。そう思う。
とりあえず、ナポリタンを作った。
茹で上がったら一度水で〆る。
少量のサラダ油を塗す。オリーブ油ではダメ。
炒めたら若干外道だけれど、ウスターソースを少しかける。
お弁当のコロッケにかけたソースが、
添物のナポリタンに流れてきているイメージ。
同様に白米も準備。今では有り得ない。
美味しかったけれど、此れは探せば出会える。
潰れそうだけれど、未だ頑張っている店も何軒か知っている。
今日の匂いは此れでは満たされなかった。
以前、お料理バニーで再現して貰った事がある。
なんとなく覚えていたレシピで。
完璧ではなかったと思うけれど、見た目はそのまま。
でも、なかなか手を付けられなかった。
思い出の中で眠っていると、時を経て雪が降り積もる。
足跡もなく、とても綺麗で踏む事も触れる事も躊躇する。
10.09.2025
The Hindu Times
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