屋内に居て肌寒さを感じると、冬を実感する。
やはり秋の期間は短くなっている。
春と秋は僕には曖昧な季節で好きではないけれど、
移り変わりが激しいと身体が追いつかない。
寝て起きてみるとスケジュールが変わっていた。
スケジュールが流動的になる場合は、
クリエイティブな面で良い状態でもあるけれど、
概ねどこかで歪みが発生している。
おかげで少し時間が空いた。それなら別の事を遣ろう。
実際にそうすると、後悔する事が多い。
今日は数年振りに、
お散歩バニーの配信が復活した。
勿論スタッフ帯同で以前とは異なるけれど、とても感慨深い。
その中で雪乃が記録を叩きだした。
あまり気にしなくて良いと謂うか、統計を知りたいと思っていたけれど、
ちょこっと驚いた。
雪乃の努力は、努力が必要な今の人の中でも、
賞賛出来る努力だと思う。でも、努力は継続時間が大切な様に、
時間がかかる。それでも雪乃は驚くタイミングで結果を出してくる。
とても面白い。歌も頑張ってくれたら良いのに。
バンドの入口はベースだった。すぐに飽きた。
と謂うか、ギターに持ち替えた。
ギターもアンプで歪ませるよりも、ディストーションを好んだ。
端的に派手好き。エフェクタも効果が面白かったけれど、
使わないエフェクタでも並んでいる事に意義があった。
今では随分違う。そんなものなのか。
アマチュアの期間が短かった所為もあるけれど、
プロになってから改めて自分を音を模索した。
それが完成してから最近まで微調整以外は同じ音で、
今は録る段階ではシンブルの極みで、自分でも驚く。
レコーディングやライブで必要な事は全て弾ける様になり、
それ以上に上手くなりたいとかは思わなくなった。
たぶんそこがギタリストか否かの分水嶺だと思うけれど、
いつの間にか作家を選んでいた。
練習したり、逆に気ままに弾く時間を、
全て制作の時間にしたから、物理的に仕方ない。
自覚はないけれど、全てが順風満帆だった訳でもなくて、
悔やむ事は皆無だけれど、寂しいと思った瞬間は幾つか覚えている。
考えてみると、そこで折れていても仕方なかったと思う。
自覚がないおかげで悩む事もなく続けてこられたのかも。
どんな状態でも必ず遣ってきた事は、
どのタイミングでサスペンドになったとしても、
作品を完成させる事だけは遣ってきた。
最高だ。と思えたら、他の事は如何でも良くなる。
此れは努力とは違うけれど、
そこで残した作品に助けられたりした。
強いのか弱いのかは判らない。でも弱くはない。
諦める事だけは選ばない。
諦めた記憶と記録は可能性を小さく削る。
それは楽しくない。
10.12.2025
halftime
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