11.05.2024

Roots

そこにはRayCharlesが居て、
MilesDavisもChickCoreaも居る。
MichaelJacksonもStevenSpielbergも。

USA for AfricaやLIVE8、
僕が育った音楽や映画の中に、
QuincyJonesがいつも存在していた。

凄いなとか、面白そう楽しそうな事が、
当たり前の様に溢れていた。
学歴が重視された時代では、
子供が向こう側へ歩むには勇気が必要だった。と思う。
僕は何も迷わずにギターを背負って歩きはじめた。

結局日本ではその楽しい世界も学歴が支配していて、
他の職業と同様に就職の1つになっていた。
才能もセンスも全く関係ない。でも現場は違う。才能だけ。
どこにも属さない事は自然な事だったのかも。
此れはまた別の話。

凄い事も楽しそうな事もなくなってしまった。
ネットで全てを得た気になったり、食事だったり、
偶にイベントの列に並んだり、
それだけで満たされるなら仕方ない。と謂うか、
手が届かない事、理解が及ばない事を、
諦めてしまう。退屈に満ち溢れた時代になった。

行きたい場所がどれだけ遠くても、
繋がっている世界なら、いつかは辿りつく。
歩いている時間もきっと楽しい。
そう思うと行けない場所も届かない所もなくなる。

今日はUSA for AfricaのDVDをBGVにしようと思う。
Rayも良いな。とても残念だ。


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