Choir音源を探している時に、
おまけで付いていたボイスサンプルを聴いて思いついたアイデア。
改めて使える音源を選択、
2種類の環境音サンプルを海外から確保、
作れる事を確認して作曲のゴーサイン。
絶望は無気力になるばかりではなくて、
動悸が激しくなり、呼吸が上手く出来ない、
焦燥と虚無が交互に訪れる。
慟哭すれば痛みは軽減されるけれど、
絶望は何も出来ない。回避は不可能。
そんな状態を想像して作曲をする事は、
簡単でも溜息が出る。
主に必要になるのは焦燥の表現で、
ボケッとした状態では書ける筈がない。
どれだけ集中しても、心拍数が足りない。
とても憂鬱。嫌だな。
嫌な事はサッサと済ませようと思い、
早速音にしてみたけれど、
弾けば弾く程、光が視えてくる。此れではダメ。
いつの間にか眠っていた。
絶望は必ず他人から齎される。
自分自身で絶望しているなら怠慢でしかない。
何度経験してきただろう。
数える事は難しい事ではなく、
必ず身体のどこかを削られる。その傷は癒えない。
身体が覚えている。
たぶんもう絶望に至る事はない。
今日も君は幸せになれなかった。才能を開花させられなかった。
日々の中で落胆する事はあるけれど、
小さな幸せで落ちつく事は悪くない。
それ以上を望めばリスクを切離せないし、
迷わず進む者はリスクなんて感じる事もない。
誰も最高を望んでいない。そんな感じ。
物語の絶望は避けられず、それを表現する。
如何しても身体が作る事を拒否しているけれど、
放っておけば勝手に身体が準備を整えて、
作曲と謂う計算を楽しめる様になる。
3.20.2024
K148 nothing
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