3.20.2024

K148 nothing

Choir音源を探している時に、
おまけで付いていたボイスサンプルを聴いて思いついたアイデア。
改めて使える音源を選択、
2種類の環境音サンプルを海外から確保、
作れる事を確認して作曲のゴーサイン。

絶望は無気力になるばかりではなくて、
動悸が激しくなり、呼吸が上手く出来ない、
焦燥と虚無が交互に訪れる。
慟哭すれば痛みは軽減されるけれど、
絶望は何も出来ない。回避は不可能。

そんな状態を想像して作曲をする事は、
簡単でも溜息が出る。
主に必要になるのは焦燥の表現で、
ボケッとした状態では書ける筈がない。
どれだけ集中しても、心拍数が足りない。
とても憂鬱。嫌だな。


嫌な事はサッサと済ませようと思い、
早速音にしてみたけれど、
弾けば弾く程、光が視えてくる。此れではダメ。
いつの間にか眠っていた。

絶望は必ず他人から齎される。
自分自身で絶望しているなら怠慢でしかない。
何度経験してきただろう。
数える事は難しい事ではなく、
必ず身体のどこかを削られる。その傷は癒えない。
身体が覚えている。

たぶんもう絶望に至る事はない。
今日も君は幸せになれなかった。才能を開花させられなかった。
日々の中で落胆する事はあるけれど、
小さな幸せで落ちつく事は悪くない。
それ以上を望めばリスクを切離せないし、
迷わず進む者はリスクなんて感じる事もない。
誰も最高を望んでいない。そんな感じ。

物語の絶望は避けられず、それを表現する。
如何しても身体が作る事を拒否しているけれど、
放っておけば勝手に身体が準備を整えて、
作曲と謂う計算を楽しめる様になる。



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