8.09.2025

Everything I Need

昨日はレコーディングが中止になった。
と謂うか、中止にした。

誰の時間も対等で同じだけ価値がある。
それを奪う事は出来ない。
逆に少しでも時間があるなら、
誰かにその時間を費やす事は、
此のグループの基礎だと思う。

全て整っている現場では、
僕は自分の仕事しか遣れる事はない。仕事だけに集中出来る。
寧ろ時間を持余すけれど、役割に過不足がない事は何より。
逆に僕が現場で動き回っている場合は、
誰かが遣れば時間を確保出来る。掃除でも何でも。
その現場と時間を大切にする事は、作品を大切にする事と同じ。

それを理解していない方の描く物語は退屈でしかない。
何度失敗して泣いても、それ以上に成功して笑えたら良い。
みんなが笑顔で居られる事をいつも考えられたら素敵だよね。



昨夜RadioBunnyへ出演してくれた山本雪乃は、
初めて歌を聴いた時もダンスを観た時も、正直焦った。
或理由で推薦させて頂いたけれど、
複合的に考えてみると、グループにも本人にも、
活動を継続していくのは困難に思える状態だった。
でも一点だけ信じていた部分がある。それが推薦理由。

病気に抗う事は難しい事で、飲み込まれる方が楽だったりする。
事故に遭遇する様に、人生が捻じ曲げられる事象。
その現実を受け入れるまでに時間を費やす事もある。

先ずはやりたい事があるか否か、
やりたい事があっても、それをやるか否か、
嫌でも多くの選択肢と向き合わないと進めなくなる。
やりたい事があった、それをやる、
そう決めたらやりたい事の為に病気を克服していく事になる。
数日、数ヶ月、数年、諦めなかった気持ちは、
簡単には折れない。

期待した通り彼女の努力は半端なかった。
その中で一つの可能性に気づいて楽しくなった。
決してパフォーマンスは上手いとは謂えない。
それでも確実に伝える事が無意識に出来ていて、
その表現が楽曲と相性がとても良い。

時間は誰にでも平等だから、
同じだけ練習しても、資質や才能で差が出てくる。
全然上手くならない。いつまで経っても上手くならない。
そんな時は稀に技術ではなくて他の資質が育っている事がある。
僕は何人も知っている。寧ろ羨ましく思う。

もう闘病を語らなくても、
彼女の努力は周りの熱量を上げていく。
普通は折れるよ。悪いけれど厳しく言ったし。
ありがとう。



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