昨日はレコーディングが中止になった。
と謂うか、中止にした。
誰の時間も対等で同じだけ価値がある。
それを奪う事は出来ない。
逆に少しでも時間があるなら、
誰かにその時間を費やす事は、
此のグループの基礎だと思う。
全て整っている現場では、
僕は自分の仕事しか遣れる事はない。仕事だけに集中出来る。
寧ろ時間を持余すけれど、役割に過不足がない事は何より。
逆に僕が現場で動き回っている場合は、
誰かが遣れば時間を確保出来る。掃除でも何でも。
その現場と時間を大切にする事は、作品を大切にする事と同じ。
それを理解していない方の描く物語は退屈でしかない。
何度失敗して泣いても、それ以上に成功して笑えたら良い。
みんなが笑顔で居られる事をいつも考えられたら素敵だよね。
昨夜RadioBunnyへ出演してくれた山本雪乃は、
初めて歌を聴いた時もダンスを観た時も、正直焦った。
或理由で推薦させて頂いたけれど、
複合的に考えてみると、グループにも本人にも、
活動を継続していくのは困難に思える状態だった。
でも一点だけ信じていた部分がある。それが推薦理由。
病気に抗う事は難しい事で、飲み込まれる方が楽だったりする。
事故に遭遇する様に、人生が捻じ曲げられる事象。
その現実を受け入れるまでに時間を費やす事もある。
先ずはやりたい事があるか否か、
やりたい事があっても、それをやるか否か、
嫌でも多くの選択肢と向き合わないと進めなくなる。
やりたい事があった、それをやる、
そう決めたらやりたい事の為に病気を克服していく事になる。
数日、数ヶ月、数年、諦めなかった気持ちは、
簡単には折れない。
期待した通り彼女の努力は半端なかった。
その中で一つの可能性に気づいて楽しくなった。
決してパフォーマンスは上手いとは謂えない。
それでも確実に伝える事が無意識に出来ていて、
その表現が楽曲と相性がとても良い。
時間は誰にでも平等だから、
同じだけ練習しても、資質や才能で差が出てくる。
全然上手くならない。いつまで経っても上手くならない。
そんな時は稀に技術ではなくて他の資質が育っている事がある。
僕は何人も知っている。寧ろ羨ましく思う。
もう闘病を語らなくても、
彼女の努力は周りの熱量を上げていく。
普通は折れるよ。悪いけれど厳しく言ったし。
ありがとう。
8.09.2025
Everything I Need
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